【読書】ビリギャル
4年前(2013年)に出版されベストセラーになった本の文庫版です。
評判は聞いていたし、映画や漫画になったこともしっていたので
いつか読もうと思ってだいぶ前に購入していました。
中々読まなかったんですが、年末にTBSで映画を放送していて、
思い出したように読み出しました(笑)
(その時映画は見ませんでした。スマスマ最終回の日だったのでそっちを見てました…映画はあとで見ました^-^)
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)
- 作者: 坪田信貴
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/04/10
- メディア: 文庫
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結論からいうと 内容はタイトルの通りです。(←おい)
でもすごく良い内容でした。
まあ、タイトル通り学年ビリのギャルが慶應大学に合格するには主人公の頑張りは当然としても、とにかく親御さんが(特にお母さま)立派だと思いました。
主人公のさやかちゃんを心の底から応援しているのがよくわかります。
通っていたお嬢様校では問題児だったさやかちゃんですが、
著者の塾に通うようになって俄然勉強をがんばるんです。
でもその分、眠る時間が削られてしまい学校の授業中に爆睡するんですよ。
で、お母さまが呼び出される。
でお母さまは学校の先生にこう言うんです。
「娘は朝まで勉強しているんです。学校で寝なかったらいつ寝るんですか!?」
ええっ!!!
本書にも書いてありましたが、人によってはこのお母さまはモンスターペアレントに見えるかもしれませんって書いてありました。
ほんとにそうだなって私もチョット思いました(笑)
でも、自分の娘が必死に頑張っているときには、誰に何と言われようとどう思われようと味方になってくれる、最後の最後まで信じぬく、それが親なのかな。
あと、さやかちゃんにはお父さまもいますが最初は悪役ですが、だんだん子供たちにあゆみ寄ってきます。そのお話が実は一番泣きそうになった箇所だったり。
この手の本て、手に取らない人もいると思うんです。
(なんていうか、はやりもの?みたいなところもあるかと思うので)
でもフラットな気持ちで読んでみると結構感動しますよ。
映画もおすすめです。